東京都渋谷区千駄ヶ谷3-39-2 VORT神宮北参道1階

一般治療

Treatment

当院の治療について

Feature_01

当院の虫歯治療のこだわりとアプローチ

当院では、「患者様の歯をできるだけ健康に長持ちさせること」を第一に、削る量を最小限に抑えつつ、細菌感染部分をしっかり取り除く「MI治療(Minimal Intervention)」を行っています。これにより、歯へのダメージを最小限にし、健康な状態を長く保つことを目指しています。

Feature_02

精密な診断と技術

肉眼では見えない部分も正確に診断するため、歯科用マイクロスコープやデジタルレントゲンを用いて、約20倍の拡大視野で歯の状態を詳細にチェック。患者様に負担の少ない、精密な治療を提供しています。

Feature_03

ラバーダム防湿と染め出しによる安全な治療

治療中はラバーダム(ゴムのシート)を使い、治療部位だけを露出させて細菌の侵入を防ぎます。加えて、染め出し液を用いることで感染部分だけを正確に削り、健康な歯をより多く残せる治療を実現しています。

Tooth Decay

虫歯治療について

虫歯とは ?

虫歯は、お口の中の細菌が糖分を餌に酸を作り出し、歯を溶かしていく病気です。適切なケアと早期発見が、歯を守るポイントです。

マイクロスコープを使用した精密治療

当院では、歯科用の顕微鏡であるマイクロスコープを用いることで、肉眼では見えない部分まで拡大して治療する手法を採用しております。

この治療法では、虫歯部分を正確に特定し、削る範囲を最小限に抑えつつ、詰め物・被せ物との適合性を高めることで、虫歯の再発防止や歯の寿命を延ばすことを目的としています。

VPT(歯髄温存療法)

VPT(歯髄温存療法:Vital Pulp Therapy)とは、虫歯などで歯の神経(歯髄)に達してしまった感染部分のみを丁寧に取り除き、歯の神経を温存する治療法です。

マイクロスコープやラバーダムなどの精密な設備を使用し、歯の神経に栄養を供給している歯髄の生命力を維持することで、歯の寿命を延ばし、機能や強度を保つことを目指します。

虫歯の進行度と治療法

C0:エナメル質表面の脱灰
痛みはありません。特別な治療は不要ですが、正しい歯磨きや食生活の改善が大切です。

C1:エナメル質内部に進行
痛みはまだありません。小さな穴があればレジンで修復、ない場合はセルフケアで進行を止めます。

C2:象牙質に到達
冷たいものがしみたり、違和感。レジンやインレーで補修します。

C3:歯髄(神経)まで到達
強い痛みやズキズキ感。根管治療(神経の治療)を行い、クラウンを被せます。

C4:歯が崩壊し根だけ痛みが消えることも
抜歯や根管治療+被せ物などで対応します。

Root Canal

根管治療について

根管治療とは?

根管治療は、虫歯が神経まで達した場合に、感染した神経や組織を取り除き、歯を抜かずに残すための治療です。

マイクロスコープを使用した精密根管治療

当院では、マイクロスコープやCTスキャンなどの高度な設備と、NiTiファイルなどの専門器具、ラバーダムによる防湿処置を組み合わせ、複雑な歯根の構造を正確に把握しながら感染源を徹底的に除去し、根管を無菌化して薬剤を充填する、保険診療の範囲を超える高度な根管治療を提供しております。

一般的な根管治療と比較して治療の成功率が高く、再感染や再治療のリスクを低減する目的で行われます。

根管治療後の形成・型取り

根管治療後には、被せ物を作るために型取りが必要になります。
型取りを行う理由は、歯並びや噛み合わせを把握するためです。
口腔内の状態が立体的に把握できるため、治療後の状態がイメージしやすくなります。
根管治療では、治療部分に仮歯や人工歯を取り付けた後、治療前と同じように使える状態に仕上げます。

治療の流れ

Flow_01

麻酔後、歯に小さな穴を開け感染部を丁寧に除去

治療を始める前に、麻酔をして痛みを感じないようにします。
次に、歯に小さな穴を開けて、虫歯になった部分や感染した組織を丁寧に取り除きます。

Flow_02

感染した歯髄の除去

根管内にある感染した歯髄を、ファイルやリーマーと呼ばれる細い器具を使って取り除きます。
これにより、感染の拡大を防ぎます。

Flow_03

洗浄と消毒

根管内を徹底的に洗浄し、薬剤を使って消毒します。
この過程では、根管内の細菌を完全に取り除くことを目指します。

Flow_04

仮の充填と観察期間

消毒が完了した後、根管内に薬を充填し、仮のふたをして約1週間置きます。
この期間に数回通院し、薬を交換しながら根管内を清潔に保ちます。
この過程で治療を中断すると、細菌が再び増殖する可能性があるため、期間を空けずに治療を継続することが重要です。

Flow_05

最終的な根管充填

根管内が完全に清潔になったことを確認したら、生体に安全なシーリング剤を根管内に充填し、再感染を防ぎます。

Flow_06

治療の仕上げ

最後に、根管に芯を立てて土台を作り、その上にかぶせ物を装着して治療が完了します。
これにより、治療した歯は再び機能を取り戻し、長期間健康な状態を保つことができます。

精密治療を支える設備

・歯科用CT・マイクロスコープなど最先端設備で、根管の形や感染の範囲を立体的・詳細に確認

・ラバーダムで治療部位を隔離し無菌的処置

・Ni-Tiファイルやエンドモーター導入で根管の形状に合わせた精密操作

Reason

当院が選ばれる理由

1、審美性を重視した治療

金属を使わないダイレクトボンディングなど、自然な歯の色と形にこだわった治療を提供します。

2 、清潔で快適な治療環境

リラックスできる院内環境と清潔な設備で、安心して通院いただけます。治療経過や計画も丁寧にご説明します。

3 、丁寧な予防指導

治療後も皆様が健康な歯を保てるよう、予防やホームケアについて分かりやすくご案内します。

FAQ

よくある質問

しみたり痛みがあるのですが虫歯ですか?

冷たい飲食物でしみる、ブラッシングの時にしみるという感覚がある場合は、知覚過敏症か、虫歯が疑われます。
知覚過敏は歯ぎしり・食いしばりなどが原因であったり歯磨きの際の歯ブラシの毛先の当て方が強すぎたり、加齢によって歯ぐきが下がったりしても起こるとされています。知覚過敏治療の方法としては、表面に知覚過敏用のコーティング材を塗布したり、歯を守るためにマウスピースを用いたりする治療法があります。歯磨き粉も研磨剤に頼って汚れを削るようなものではなく、磨き方を工夫してフッ素が多いものを使うことが良い場合もあります。
次に、虫歯でしみるのであれば、虫歯が大きくなって神経に近くなったり、穴が開いて虫歯の細菌が神経まで到達するとしみるといった症状が出てきます。その場合、虫歯の部分を削って部分的に詰めるといった処置で治すことができる場合と、虫歯が神経まで達している場合は、神経を取り、根管内を無菌化していく根っこの治療(根管治療)が必要となる場合があります。象牙質知覚過敏の症状と虫歯の症状の判断は難しいこともあるため、どちらの場合においても、一度歯科医院にて検査してもらったほうが良いと思われます。

虫歯ができる要因は口の中に細菌がいるから(磨き残しが多い)、虫歯菌の栄養分(糖分)の摂取、歯の質や唾液の量、食事のタイミングなどが挙げられます。これらのバランスが崩れると、歯磨きをしていても虫歯になってしまいます。虫歯になりやすさは個人差があり、虫歯の原因となる細菌の量が多かったり、唾液の分泌が少なかったり、間食が多かったり、糖分をとりすぎていたりすると虫歯になりやすいです。また酸性度が高い成分が含まれる飲み物や食べ物もエナメル質を溶かすため摂り過ぎには要注意です。ひとりひとりのリスクに合わせた予防歯科をしていくことが肝心です。

また、歯を適切に磨けていない可能性もありますので、一度ブラッシング指導なども受けに来院いただければと思います。

歯髄(歯の神経)はある程度の抵抗力はありますが神経が根の中に入る部位が狭く血流量が豊富でないことなどが理由で、 一度炎症が生じるとそのまま神経が死んでしまうことがあります。 強い痛みがあったり、神経の部屋と交通してしまうくらい深い虫歯がある場合には神経をとる必要があります。

しかし、虫歯や症状の状態によっては神経を残す処置や一部を取り除くことで、全ての神経を取らなくて済む歯髄保存療法(Vital Pulp Therapy)が適応となる場合もあります。症状や違和感がある場合そのまま放っておくと神経をとらなければならない可能性が高くなってきますので、お早めにご相談して下さい。

特に歯と歯の間、歯と歯ぐきの境目、奥歯の咬み合わせの溝は虫歯リスクが高くなります。

そして、就寝中は唾液の量が少なく細菌が活発になる時間帯で虫歯になりやすいです。

できるだけ夜の歯磨きは念入りに磨きましょう。

また、5才~6才にかけて生えてくる最初の永久歯である第1大臼歯(6才臼歯)は、乳歯列の一番奥に生え、見えにくく、完全に生えるまで時間(1年~1年半)もかかることから磨き残しが多くなりやすいところです。定期的に歯科医院を受診して虫歯のチェックをすることをお勧めしています。

細菌が根管内に感染すると炎症を起こし、さらにそれを放置すると、歯を支えている周囲の骨へと感染が進行していきます。これが根の先にできる病気(根尖病変)です。エックス線写真では歯根の先端を取り囲むように黒く確認されます。これは通常の骨がエックス線上で白く見えるのに対して、骨が吸収してなくなってしまった部位は黒く写ることによって見えます。さらに根尖病変のより正確な診断のためにはCTスキャンを撮影することが推奨されます。

この根尖病変の中に膿が溜まっているのですが、さらに放置すると歯茎にニキビみたいなできものができることもあります。このような状態まで進行していると特に症状がないことが多いです。しかしそのまま放置していても治癒することはなく、むしろ無症状で少しずつ骨の吸収が進んでいきます。この状態については根管内を掃除する根管治療が治療の第一選択になります。治療に関してご相談して下さい。

当院ではすべての根管治療においてラバーダムを必ず行っています。

ラバーダム防湿とは根管治療を行う時に唾液が根管内に入らないようにするための器具です。

根管治療時には無菌状態下での処置が望まれます。唾液には多くの細菌が含まれるため、治療中に根管内に入り込むことで2次感染を起こす原因となり得ます。また根管内を消毒するために使用される薬剤が口の中に漏れたり、器具が口の中に落下することを防ぎます。

ラバーダムはラテックス製が一般的ですが、ラテックスアレルギーの方にはノンラテックス製のラバーダムを使用しておりますのでご相談して下さい。

はい。対応しております。

ありません。近隣のコインパーキングをご利用ください。

可能です。各種決済方法に対応しております。

保険証またはマイナンバーカード、お持ちであれば医療証のご持参をお願いいたします。
また、ご来院の際には事前のご予約をお願いいたします。
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