「生涯、自分の歯で食事をして健康に」
最後に歯科医院を受診したのはいつですか?
歯科先進国の欧米諸国では、国民の約80~90%が定期的なメインテナンスで通院しています。
しかし、日本では約10%といった現状です。
ですが日本の歯科受診率は 58% メインテナンスではなく、治療で受診することが多いようです。
歯科受診率が増える一方、虫歯の総本数は減ることなく 約 30 年間横ばいを保っています。
そのため日本の 70~80 代では、1 人平均 11 本の歯を失っているそうです。
(参照:歯科疾患実態調査)
なぜ、歯科を受診しながら虫歯を作ってしまうのでしょうか。
日本には「歯科医院は痛くなってから行く」といった認識があります。
その結果、口腔内はどうなっていくのか 再治療を繰り返し、残る歯の面積は少なくなります。
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そのため歯が脆くなり、割れてしまうかもしれません。 割れてしまうと、抜歯せざるを得ません。
「痛くなってから行く」の結果、歯を失っているのです。
自分の歯で食事ができることは、生涯の健康に繋がります。
歯を失わず、一生涯健康で過ごすため 痛くなる前に歯科医院を受診する必要があります。
すぐに治療せず、まずは口腔内を把握すること 口腔内環境が改善されたら、それを継続するためにプロフェッショナルケアで管理をしていく虫歯・歯周病を未然に防いで管理する予防歯科が大切です。
Maintenance
当院の予防とメインテナンスの流れ
1「検査」
口腔内写真、レントゲン、歯周病検査 すぐに治療をせず、まず現状を把握するために検査を行います。
2「リスク管理」
検査結果をもとに、個々に合わせた予防法を提案。
プロフェッショナルケアにより、歯石除去などの口腔清掃を行います。
・PMTC(歯ブラシだけでは落とせない汚れ「バイオフィルム」を専用の器具)で除去していきます。
(PMTC)
・エアフロー 専用のパウダーを吹きかけ、バイオフィルムや着色を効率良く除去していきます。
詰め物、被せ物を傷つけずに短時間で行うことができます。
(エアフロー)
3「再評価」
始めに行った検査を再度行い、口腔内環境が改善されたか確認を行います。
4「メインテナンス」
個々のリスクに合わせて、期間や内容は異なります。 プロフェッショナルケアにより リスクを管理、口腔内環境を良好に保ちます。
生涯、自分の歯で食事をして健康に過ごすため 当院の受診をお待ちしております。