初診の流れ

受付・問診（応急処置）

ご来院いただいたら、受付に保険証をご提示ください。
問診表をご記入いただきます。
診察室にご案内いたします。
現在のお口の症状や全身疾患、服薬状況、今まで歯科にかかって嫌だったこと、今後の治療への希望などをおうかがいします。
いろいろなことをお聞かせください。一人一人同じ治療はありません。
患者様のお話を聞くことで、一人一人にあった治療計画をお話しいたします。
※痛みのある部分、日常生活でお困りの部分がある場合はそちらを優先的に処置いたします。

※保険証をお忘れの場合

100％自己負担で一旦お支払いいただき、保険証をお持ちいただいた際に差額をご返金致します。

検査

①口腔内写真１３枚

歯の間の虫歯の様子や、歯を支えている骨の状態を調べるため、カメラにてお顔の写真と口腔内の写真を１３枚撮影します。

②レントゲン１０枚法（１４枚法）

正確な診断をするために、口腔内を細かく１０枚ほど撮影いたします。無駄に削らないために必要です。

③歯周組織検査

染め出し／歯周基本検査

当院では、経験よりも事実、データ、資料に基づいた治療を第一に考えております。患者様の現状を正確に知り、適切な治療をご提示できるように努めています。そのため、高度な機器を用いてご来院いただいた皆様に対して上記の検査をさせていただきます。
痛みや腫れがある場合は検査・診断後に緩和するための処置をします。
歯科治療は一日だけで治療が完了する物はほぼありません。
当院では、患者様の時間の負担が少なく済むように、最小限の治療回数を目指して治療計画を立てますが、期間が必要な場合は事前にお伝えするようにしておりますのでご了承願います。

診断・治療（予防）計画の相談

患者様のご希望と、検査で調べたお口の中の状態をもとに、治療計画を相談しながら決めていきましょう。歯を削るなどの本格的な治療の前に、歯科医師から具体的な治療内容をお伝えさせていただきます。患者様のご要望やお悩みに合わせてご提案させていただきます。
ご理解・ご納得いただけるまで、何度でもご相談させていただきますので、ご不明な点がございましたら、どんなことでもおたずねください。一本の虫歯でもそれが全体のかみ合わせが原因のこともあります。
しっかりとした検査により、より正確な診断と治療計画をご提案いたします。
当院では歯科医師・歯科衛生士ともに担当制を取らせていただいております。担当医師による治療計画のご提案だけでなく、担当衛生士からも検査結果や普段のライフスタイルからお一人お一人に合った予防方法をご提案させていただきます。
※必要な場合は追加の検査をおすすめする場合もございます。
例）噛み合わせ検査／CT 撮影など

「治療計画の例」

• 現在の病気を改善し、噛み合わせ・見た目などすべてを改善するプラン
• 現在の病気を改善し、噛み合わせを整え再発防止するプラン
• 保険の範囲内での治療

治療開始

治療計画に基づき治療を開始します。治療前に本日の治療内容をご説明するよう徹底しておりますが、万が一分からないことなどありましたらお気軽にご質問ください。

再評価

これまでの治療で病状が改善されているかを確認します。治療の経過の中でもう一度すべての治療が確実に機能しているかチェックすることが必要です。
人の体ですので、必ずしも同じ治療結果が得られるとは限りません。結果によって治療計画を変更させていただく場合もございます。

治療終了

治療がすべて終了した後、これまでの治療経過を振り返り、治療結果が計画通りに進んでいるかを最終確認いたします。
終了時には、治療を終えたばかりの歯や口腔の健康状態を詳しくお伝えし、今後のケアについてもアドバイスをさせていただきます。
長期的な健康維持のためには、治療後の定期的なメインテナンスが重要です。
治療が終わったからといって安心せず、予防や日常的なケアを続けることで、治療した歯を長持ちさせ、再発を防ぐことができます。
ぜひ、次のステップとしてメインテナンスをご検討ください。

メインテナンス（二次予防）

当院では、健康的な歯とお口を保つためには予防歯科が必須だと考えています。予防歯科により治療した歯の経年劣化を防いだり、歯周病予防、虫歯の再発を防ぐことが可能です。
痛みのある治療ではなく、痛みのない予防を行い、いつまでも健やかな口腔内環境を維持していきましょう。